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毎日痛み止め飲みまくって

寝たり起きたりしながらどうにか引っ越し作業をしている最中

2月のある朝のことだ。


母から電話があった。


前日から父の具合いが悪いので

ちょうど連休で帰宅していた長女に

病院へ連れて行ってほしいと言う。


長女が父を迎えに行ってしばらくしてから

社員から電話があった。(実家は自営業)


「社長が今から救急車で病院へ運ばれます!」


運ばれるときは意識を失っていたにも関わらず

本人はその直前まで

「寝とりゃあ治る」

母も

「そんなに大げさにせんでも…」

って感じだったらしいが、

脳外科勤務の長女が異変に気づき

救急車を呼んで

市の中心部にある総合病院へ。


救急車を見送りながら長女が私に電話してきた。

「これから追いかけるから」


何もできない私は家でオロオロするばかり。

弟たちに連絡を入れた後は一人泣いて過ごした。



検査の結果、父は脳出血を起こしていることがわかった。

幸い命に別状はないが

長女がいなかったらお葬式になるところだったと聞かされ

ゾッとした。


意識は戻ったし、長くはかかるけど回復する可能性も大きい。


長女が電話してきてくれたので一安心はしたものの

厄介なことに言語障害で意思の疎通ができないという。


母はちょうど1年前、心臓発作で倒れ入院生活を送った。

緑内障が進んでいることもあり会社の事務はすでに退いている。


私は仕事を離れて長いし

今もこんな状態だから何もわからず何もできず…


とりあえずその日の夜から母をうちで預かって

会社の方は社員がなんとか仕事をつなげてくれた。


何もできない私は悲しくて自分が情けなくて

気持ちが張り裂けそうで…

一人の時間は泣いてばかりだった。


それでも母の前では泣かないようにした。


母もかなり憔悴しきっていたから

母の前ではなるべく冗談を言っていつも通り毒舌吐いて

明るく前向きな私を装った。


東京からかけつけた弟は

「姉ちゃんは自分らのことだけ考えろ。」って言ってくれる。

「父ちゃんと母ちゃんのことは選択肢がたくさんある。
 
 東京(自分)でもNY(兄貴)でもええんじゃけ。」って言う。


母は「みんなに迷惑かけて情けない。」


私「とりあえずは一緒に引っ越そう。

  父ちゃんは引っ越し先の近くの病院に転院させれば

  ここから今の病院通うより楽じゃし。」


弟「そりゃあとりあえずはそうしてくれりゃありがたい。」


二女「ま、3LDKだから二人一部屋にすれば住めるしね。」


私「私が父ちゃんと母ちゃん引き取るよ。」


長女「ママじゃなくて二女でしょ。

   何の力もないママも二女に引き取られる立場なんだから。」


私「ハイ、そうでした。ジジババ付きでお世話になります。」



問題なのは長男の学校だ。

転校したくないという長男。中学卒業まで2年ある。

長女が「今の病院やめて2年間こっちで働いて長男みてやるよ。」

と言い出した。

でも、実際は人手が足りず簡単にやめられるような状態じゃない。

13歳の長男には酷かもしれないと思ったけれど

全て受け止めなければいけない現実なので

話し合いには参加させて大人の事情も全部聞かせていた。

長男「寮へ入りたい。」

私「ん…家族が引っ越すとなるとそれも難しいかもしれん。

  学校側に事情を話してはみるけど、ダメならあきらめる?

  離れても友だちでなくなるわけじゃないし

  友だちが減るんじゃなくて増えるって思うようにしよう。

  近い(車で1時間半)んじゃけ行き来もできるし連絡も取れるよ。」

長男「…わかった。長女姉ちゃんに仕事変わらせてまでとは思わん。」

私「ま、後1~2週間はゆっくり考えて決めよう。」

長男「うん。」



そんなこんなで…

私も脳脊髄液減少症の症状に加え心労で寝込む日もあったり

めそめそ泣いてばかりで…


でもさすがに今回ばかりは子どもたちも

「ウザい」なんて言わなかった。

泣きたかったのは子どもたちの方なのにね。


長女は強い。

二女も強くなった。

三女も引っ越したらすぐにバイトみつけて働くって言うし、

長男は思いがけず飛び込んできた試練と向き合った。


なのに私は泣いてばかりのダメな母親だ。。。





その後、

一度は三途の川を渡りかけたのに

父の気力は凄まじいものがあり

少しずつだけど順調に回復。


社員を病院に呼んで支持を出し

時々外泊許可をもらって帰ってこれるようにもなり

もうしばらくは母と二人で生活することを選んだ。



けれど、

当初予定していたように

私と長男は父を頼るわけにいかない。


長男は泣く泣く転校を決め

二女が借りたアパートに

私と共に引き取られることになった。



広島ブログ


まだ、つづく。。。(^^;


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