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前回からの、つづき。


これまでの血液検査では何も言われたことがないのに


「貧血を心配してたんだけど…血が多い。
 
 血液内科へ行ってもらおう。

 ここにはないからなぁ~

 ボクの知り合いにもいないんだよなぁ~」


と、頭を抱える先生


「血液内科ってのがあるんですか…

 普通の内科じゃダメなんですか?(・。・)」


「ダメ!」


ちょっと怖い顔でそう言うと

先生はパソコンに向かい血液内科を探し始めた。


「ああ、ここどう?○○病院。」


「うちとこの病院の間くらいの場所です。」


「じゃあ、ここへ行ってもらおう。

 すぐ紹介状書いて予約取るから待ってて。」


脳外科の事務員さんが予約を取ってくれた。



週末を挟んだので

最短で予約が取れたのは6日後だった。


三女が付き添ってくれて(JR+タクシー)

紹介された病院を受診。


県東部の血液の疾患を抱えた患者は

ほとんどここへ来るらしい。

いつも近くは通るけど受診するのは初めてだ。


ちなみに

生協の、わが家へ配達にきてくれる支所の近くにある。


採血、エコーなどあれこれ検査を受けた後

なぜか血液内科の救急治療室へ通された。

大きな部屋にベッドがいくつか置かれカーテンで区切ってある。


そこで血液内科の医師と初対面。

とても優しく、私が持っている疾患にも理解を示してもらい好印象。


その日の検査の結果


「『多血症』で、白血病か癌の可能性があります。」


私の中ではなんとなく想定内だった言葉

驚きも悲しみも特になかった。


急遽、その場で白血病の検査を受けた。

ベッドがカーテンで区切られ

うつ伏せになって

腰の左側の骨に穴を開けて中を吸い出された。

結果が出るのには一週間かかる。


とりあえず多血症には違いないので

瀉血(血を抜いて捨てる)と点滴をされた。


結果とCT検査は次週ということで予約を取った。


検査疲れでヘロヘロになって動けなくなってしまい

長女が仕事を早退して車で迎えに来てくれた。



その翌日

ひとりで主治医のところへ行った。


前日の報告といつもの注射


その日の外来は私が一番最後だったので

M先生についグチってしまった。


以前から

「今後、癌とか何か大きな病気にかかったら

 お金がかかる治療はしたくない

 痛み止めだけにして

 あとは自然に逝かせてほしい。」

と、子どもたちに伝えていたことや


今回、白血病や癌でなかったとしても

この先何があるかわからない


あの事故から11年

子どもたち…特に長女は

10代から20代までの長い時間

苦労させ続けてしまったから

末っ子も巣立ったことだし

もうこれ以上負担をかけたくない


と、思っていること…


涙がぽろぽろこぼれた(;_;)


すると先生


「気持ちはわかるけどね、そうもいかないでしょ。

 それはあなたのわがままだよ。

 お子さんたちはお子さんたちの役割を努めようとしてくれてる。

 そういう良い子たちにあなたが育てたっていうことだよ。」


その言葉に更に号泣(つ△T)

涙目で帰宅。



20~30代の頃の私なら

検査結果も待たずにこの辺りで舞い上がり

自分の物や家の不用品を捨て始めたり

父と母の遺品を整理したり

エンディングノートを仕上げたり

連絡先を整理したり…

体の不調おかまいなしで突っ走っていただろう(;--A


でも、さすがに少しは大人になっているらしい。

そういう行動には一切出なかった。


ま、頭の中では

検査結果を待ってからあれやこれや始めよう

と考えてはいたんだけど…。



検査結果を聞く前日

生協の生産者交流会で楽しい時間を過ごした。


それと同時に

一番元気だった頃を思い出した。


育児・家事・生協活動・生活のための仕事・実家のばあちゃんの世話…

あれこれとパワフルに動き回ってたなぁ~


その日の夕方

地元の後輩がテレビのローカルニュースに出た。

癌患者さんのための再生美容師をしている。

抗がん剤治療で髪の毛が抜けてしまった女性たちに

心優しく寄り添う彼女の姿に感動。


でも…

私が今後、そうなったとしても

彼女のお世話になるのは経済的に無理だ。

そうなったら帽子かぶっとこーって思った。



そしてその翌日

長女が仕事を休んで

検査を受けた病院に連れて行ってくれた。


その日の検査と前回の検査の結果

白血病も癌もなかった。


診断は、『真性多血症』

原因は不明


10万人に2人くらいいるらしい。


その中でも女性はわりと少なくて

多くは50~60代の太り気味の喫煙男性らしい。


今後ずっと付き合っていかなきゃいけないらしい。


血栓ができやすいので

脳梗塞や心筋梗塞などを発症しやすいし

場合によっては白血病に変異することもあるらしい。


それらを防ぐために

血液をサラサラに保つ薬の服用と

瀉血をしなければいけないそうだ。


病院でもらった冊子を読んでも難しくてあんまりわかんない。

インターネットで調べてもやっぱり難しい。


そんな中で、

治療しなければ生存は1年半

治療していれば10年後生存率は7割超え

…みたいな文章をみつけた。


ただし、これは発症時(発見時?)の年齢の平均が60歳くらいのデータ

ってことで

40代の私にはあまり当てはまらないのかも。



そのまた翌日

この日、長女は普通に休日

すごく久しぶりに車で

主治医の病院へ連れて行ってくれた。


前日に検査を受けた病院で言われたことを

詳しく報告するためだ。

私ひとりでは怪しいからってことらしい。



・・・そんなワケで


偶然にも「真性多血症患者」という

新たな肩書がついてしまった私。


気づかず倒れてからわかった

ってことになる前に

血液検査をしてくれた主治医M先生に

また命を救われた。



でも、ホント、強がりでもなんでもなくて

白血病でも癌でも

怖いとか悲しいとかいう気持ちはなかった。

そのまま受け止めてた。


感情的になるヒマがないなと思った。


とにかく動ける間にやらなきゃいけないことだらけ。


自分の物を捨てまくったり

家の中を片付けまくるのはもちろん、


ニューヨークの甥っ子に会っておきたいから

弟一家を帰国させねば!とか、


生協ひろしま葬祭事業部のO崎さんに連絡して

「依頼しとる件(私を埋める場所探し)早急に頼む!」

って言わなきゃとか、


生前葬やろうかとも一瞬思ったけど

「先が短いからみんな集まって~!」

なんていうのは不謹慎な気がしたし

仮に一度に大勢集まられたら、ゆっくり話ができない。


じゃあ、やっぱ一人ずつ

会いたい人たちに会いに行かなきゃ!とか・・・


あれもこれもと想像したら、頭の中がかなり忙しかった。


白血病かもと聞いて頭に浮かんだのは

百恵ちゃんのドラマと

小学生の頃大好きだった少女マンガ


それから、夏目雅子と本田美奈子


でも、そんな悲壮感は全然なくて

現実はホント忙しいわぁ~って思った。


だって

本当にそうなったら

うちの子たち、大人になっているとは言っても

まだ29・26・24・19歳


普段は毒を吐きあう母子だけど

しばらくは立ち直れないくらいの悲しみを背負うと思うし

頼れるはずのじいちゃんばあちゃんは早めに天国いっちゃったし

おっちゃんたち(私の弟ふたり)は何の役にも立たんし…。


おふざけでも、不真面目でもなく、

本当にちゃんと終活しとかなきゃ

遺された子どもたちが途方に暮れると思った。


今回はこういう結果だったけど

今後も何があるかわかんないから

ゆっくりと少しずつ

できる範囲で

身の回りや家の中のものは

片付けたり整理しとかなきゃね。


実際、瀉血をくり返すと弱る場合もあるらしいし。


早くに出産し子育てを終えて

子どもたちが無事成長してくれたこと、

事故の後遺症でさんざん苦しんできたこと、

それと、すでに両親を見送ったということもあって

気持ちがわりと落ち着いているのかもしれない。


思い残すことは特にないなぁ。。。



・・・あ゛っっっ!!!


これから恋愛して、お嫁に行かなきゃ!(>▽<)



そして更に、次回へつづく。

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